【間取り】全体編の補足(1%しか必要性のない来客動線)
こんにちは、ハリマくんです。
前回、間取りでの『こだわりは動線です』と書きました。
生活動線と家事動線。ハリマくんの家ではさらにキッチンを中心にした回遊性のある間取りにして家事楽動線を目指しました。
間取りで重要視される動線ですが、生活動線、家事動線、来客動線の三つがあり、来客動線について触れてなかったので補足したいと思います。
来客動線を意識した間取りだと玄関から直接入れる和室や客間なんかがあったりします。基本、お客様がLDKに入らなくてもいい間取りですね。お客様にも気を使わせないという意味合いもあります。
一応、赤枠の中はクローゼットや洗濯物があるエリアなので扉を閉めてお客様から見えないようにしています。
ハリマくんの家では来客動線は優先順位がかなり低いです。
そう、来客がないからです。これはそれぞれの家庭で変わってくる話なので一概にはいえませんが、1年間に何回ぐらい家の中に上がる来客がありますか?
うちは半年で
家庭訪問の先生(玄関までしか入ってない)
と
奥様の友達とのクリスマスパーティー?(コストコで食材を準備してしゃべって食べる会)
の2回だけです。
年間で4回(4日間)として365日で割ると0,01、つまり1%です。
こういう考えでいたので、来客動線の為に間取りをいじることはありませんでした。来客の事も意識してやったことは
・玄関ドアを開けても直接トイレのドアが見えないように壁を伸ばした。
・トイレ内に手洗いを付けた。(標準でついていた)
・キッチンの手元が見えないようにカウンターの高さをつけた。
ぐらいです。自分たちの好みと来客を兼ねてという感じです。
年に数回あるかないかの来客には前もって家の中の片付けをしたり、邪魔なものは階段下収納に押し込むことで対応としては十分でしょう。
ネットの記事なんかに「来客動線という視点が抜けている」とかブログをされている方なんかも割と「来客時に役立つ」とか「来客のことを考えて」とかよく書かれてます。
私は「いやいや実際来客なんて滅多にないでしょ?」って感じで見てますが、見てるうちに生活動線と家事動線と来客動線が対等のようなイメージになって危険だなと思いました。
あくまで自分達の好みやライフスタイルに合うように考えるのが優先です。来客が少ない家は来客動線に縛られなくてもいいと思います。
来客動線をあまり考えなかったハリマくんの家ですが、お片付けさえしておけば中まで入っても大丈夫なので全く問題ありません。
こんな感じのカラフルなLDKです。