【冷気対策】換気扇からの冷気の侵入対策
こんにちは、ハリマくんの家にようこそ。
今回は冷気の侵入が気になっていた脱衣室の換気扇を電動シャッター付きに交換しました。
■異変に気付いたはじめての冬。
肌寒く感じる11月になると、玄関ドアを開けて入ると「もう暖房いれてるの?」って感じるぐらい外との温度差を感じます。
前の借家では感じたことがない感覚です。
間違いなく高気密高断熱の効果がある事がわかります。でも家の中でしばらく過ごしていると体が慣れてきて家の中でも温度差を感じるようになります。
脱衣室、洗面所、物干し場、クローゼットのあるエリアが明らかに寒い。
このエリアの天井には24時間換気システムが取り付けられていて、屋内の空気を外に出すための吸入口があります。
なので常に空気が流れています。洗濯物の湿気がこもらず丁度いいわとか思ってましたが、度が過ぎやしないか?と。
同じ型の温度計をLDKと洗面所にそれぞれ置いてみると、洗面所が2度以上低い事がわかりました。
怪しいとは思っていた脱衣室の換気扇に手をやると外の空気がだだ入りです。
浴室の換気扇を作動しておけば脱衣室から浴室まで空気は流れるので、とりあえず脱衣室の換気扇にサランラップを貼って使用禁止にし、冬を越しました。(これでも効果は十分ありました。)
■新しい換気扇は三菱を選択
換気扇を探してみるとパナソニックと三菱の2社になり、今回は三菱の<高密閉電気式シャッタータイプ>パイプ用ファン。
パナソニックの換気扇よりこちらの方が密閉性が良さそうです。
■早速、換気扇を交換してみる
古い換気扇(新築ですが…)を外す。
本当にただの穴です。気密も何もあったもんじゃありません。
それにしても石膏ボードの切り取りが雑!
そして新しいのを取り付ける。
スイッチを入れると開きます。
スイッチを切るとまた閉じます。
脱衣室の換気扇についてはこれで対策完了です。
効果はばっちりです。
■はじめからこの換気扇をつけてもらえば良かった
間取りや設備の検討中に換気扇の種類なんて全く考えていませんでした。付けるか付けないかの判断のみでした。
この記事を見ていただいた方はぜひ、外気の侵入がないシャッター付きの換気扇を指定してください。価格もノーマルとほとんど変わりません!
ちなみに浴室とトイレの換気扇を調べたところ、こちらは標準仕様で中に逆止弁がついているタイプで外気の吸い込みはありませんでした。
こういったところは意識の高い工務店か、標準装備になってるホームメーカーが得意かもしれません。
ステーツ含めローコスト住宅では自分で調べて「換気扇はこのタイプにしてください」と指定すれば問題なく対応してもらえるはずです。
これもハリマくんの家の数ある失敗の1つになりました。ただリカバリー出来る失敗でよかったです。