ハリマくんの家

共働き夫婦が子育てしやすく現実的なローコスト注文住宅を建ててからの役に立つかもしれない話

【間取り】ハリマくんの家の間取り(全体編)

こんにちは、ハリマくんです。

 

今回はハリマくんの家の間取りをご紹介します。いっぱい書き込まれて部屋割りがわかり辛い図面しかなかったので簡単に各スペースの配置がわかる図面を作りました。

 

まずは図面をどうぞ。

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ハリマくん家の配置図(寸法は適当です)

2階とその上に小屋裏収納もありますが、メインは1階です。

 

【間取り全体でこだわったポイント】

・生活動線を意識した間取り

・家事動線を意識した間取り

・1階だけでも生活できる間取り

 

ハリマくんの家は土地の間口が約8,5mと少し狭く建物の幅は7mぐらいで考えなければなりませんでした。なのでちょっと細長い形です。

 

■生活動線を意識した間取り

 

生活動線が良いとは、どの部屋にもアクセスしやすい事だと考えています。それを実現しているのは回遊性のある間取りでした。ぐるっと一周出来るので目的の場所に近い方から行ったり、人と重ならず回り込めて楽です。

 

あとは各スペースの配置を使いやすく考えました。玄関入って左側にアウターをかけるハンガーラック、トイレがあり、反対側には洗面台とファミリークローゼットがあります。帰ってきて手を洗って、部屋着に着替える流れです。

 

前の家ではリビングで部屋着に着替えてました。洗面台はリビングを通った奥にあって手洗いせずリビングに座ることもよくありました。着替えもソファーの上とかに置いてました。

 

着替えたら靴下とかを洗濯籠に入れて、キッチン、またはリビングの扉から入っていきます。和室やリビングは玄関から遠く、水回りや必ず使うスペースを玄関側に持ってくる方が生活動線的に良かったです。

 

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生活動線と家事動線

■家事動線を意識した間取り

 

家事動線かなり重要です。新築の目的が奥様の負担を減らす、ストレスを無くしていくことが目的だからです。

 

その中でキッチンは重要なポイントでした。

 

ハリマくんの家は家事を意識して重要ポイントのキッチンを中心とした回遊性のある間取りにしました。モデルハウスや内覧会の実際の家を何軒も見て感じました。キッチンは左右どちらからもアクセスできないと不便です。

 

さらに家事動線を直線で並べました。

 

お風呂

 ↓

洗濯機(脱衣室)

 ↓

物干しスペース → クローゼット(大人服)

 ↓

キッチン

 ↓

ダイニング

 ↓

小上がり下収納(子供服)

 

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入居前のキッチン

 

直線で並べることによって視界も抜けていかにも便利そうで採用しました。

 

お風呂の残り湯を使って洗濯して、隣の物干しに干す。乾いたら大人の分は斜め後ろのファミリークローゼットへ、子供の分はダイニングの横にある小上がり下の収納に入れてます。

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小上がり下の収納

キャスター付きで音もなくスーっと開けれる引き出し収納。長男、長女に分けて使っています。子供も自分で開けて着替えるのでとても便利です。わざわざ子供用のタンスとかを置かずに済んだので小上がりも広く使えます。

 

基本的に家事については1階で完結します。洗濯物を干しに2階に上がったりとか、洗濯物を2階の部屋に持って行くこともありません。これが最後のこだわりにも関係しています。

 

■1階だけでも生活できる間取り

 

小上がりの和室に布団を敷けばすべて1階だけで生活することができます。(実際ベッドを買うまでの3か月間は1階しか使ってなかったです)

 

小上がりの和室は四畳半に見えますが、大きい規格で作っているため板間も含めると6帖以上あります。

 

階段を使わない生活って本当に楽です。現実問題として年月が経てば子供が自分の部屋を欲しがるときがくるだろうし、2階に主寝室と子供部屋があります。もしこれから新築を考えているなら主寝室だけでも1階の間取りに入れるといいと思います。

 

平屋に憧れますが、子供も小さくライフスタイルの変化も考えるとなかなか出来ないですね。

 

なので最終的には1階だけでの生活もできるようにと間取りを考えました。体調が悪い時も小上がりで寝たりします。体調の悪い子供も様子を見ながら家事ができて便利です。

 

■最後に

 

改めて間取り全体を見返してみるとリビングのテレビ側の壁が一段広くなってる所が欲張ってしまったなと感じます。階段裏の壁とそろえていたんですが、テレビまでの距離が近いかなと心配しての変更でした。

 

あとで気づいたんですが最近のテレビって画質がいいから大画面でも結構近くで見る設定なんですね。テレビは離れてみなさいって時代じゃなくなったみたいです。

 

間取り決めは楽しくもあり、難しくもありで大変です。ただ情報はたくさん集めて色々な間取りを見てください。無料のもので十分です。モデルハウスやモデルハウスの特集された無料雑誌、図書館にもおしゃれな新築の雑誌がおいてあります。またネットでもたくさん無料で公開されていたり、間取りを作ってくれたりもします。自分じゃ思いつかない考えや発想がいっぱいあるのでうまく利用してください。

 

各スペースの間取りについての細かいこだわりはまたそれぞれ書いていこうと思います。