ハリマくんの家

共働き夫婦が子育てしやすく現実的なローコスト注文住宅を建ててからの役に立つかもしれない話

【お金】忘れ物注意!はじめての確定申告「住宅借入金等特別控除」

こんにちは、ハリマくんです。

 

今年も確定申告の季節がやってきました! …といいつつも他人事で毎年ニュースで見るぐらいのもんでしたが、今年は違います。住宅ローン等を利用してマイホームを新築や購入したら10年間「住宅借入金等特別控除」を受けるためにはハリマくんも確定申告が必要になるからです。

 

 

■住宅借入金等特別控除とは

 

住宅借入金等特別控除(通称:住宅ローン控除)とは、ザックリ言うと、新しく住居を購入したときなどに、年末のローン残高に応じて税金が戻ってくる制度です。

 

この制度が所得税から控除されるようになっているので確定申告が必要になるようです。

 

ハリマくんの理解はこの程度です。

 

あとほったらかしとかうっかり忘れてたでも問題はありませんが、申告しなかった人には税金は戻ってきません。

 

 

■まずは事前準備

 

法務局で取得する登記事項証明書や会社で給与の源泉徴収票を取ったりと前もって平日に準備が必要な書類があります。詳しくはローンを組んだ金融機関から「確定申告についての重要なご案内」的な書類が届くので、一覧がわかります。

 

結構びっしり書かれてて全然頭に入ってきませんでした。結果、忘れ物しましたね。

 

 

■いくつかある申告の方法

 

1、税務署で申告書を作成して申告する

2、自宅のパソコンで申告書を作成して申告する

 

ざっくり2通りの方法があります。どちらもやることは同じです。一人でするか、税務署の人に聞きながらするかの違いです。

 

ハリマくんとハリコちゃんは共有名義で住宅ローンをしてるのでお互い別々に確定申告が必要でした。申告方法は1番の税務署で申告の一択です。一生に一度の事だし、聞きながらできるので間違うこともないからです。

 

とても親切な方が担当について下さり行って正解でした。

 

 

税務署は基本平日のみの対応です。平日都合がつかないハリマくんのような人の為2020年は2/24(祝)と3/1(日)に特別に対応する日がありました。ただし、すべての税務署ではないので事前に国税庁のホームページなどから確認が必要です。田舎者のハリマくんは1時間以上かかる離れた税務署に行きました。

 

 

■税務署での申告書作成

 

 朝9時過ぎに到着して、すでに3時間待ちの看板が置かれていました。ハリマくんが税務署を出たのが12時すぎだったので実際には手続き終了まで3時間でした。

 

確定申告特設会場に入りきれず通路の端まで行列でした。マスク必須です。暖房で暑く空気のこもった感じでインフルエンザ、新型コロナの人がいたら間違いなく移るような環境です。

 

※今は新型コロナが落ち着くまでいかない方がいいです!

 

特設会場の入り口で係の人に確定申告の種類を聞かれるので「住宅借入金等特別控除です」と答えると番号札を渡されました。ここからまた待ちの時間ですが会場内には椅子があるので座って待つことができます。若い夫婦は大体住宅ローン控除でしたね。赤ちゃんや小さい子供を連れている夫婦もいましたがちょっと子供は退屈で大変そうでした。

 

ようやく順番がきて、ここから税務署の担当者と住宅借入金等特別控除の計算明細書を記入していきます。まずは必要書類の確認です。

 

【忘れた物】

マイナンバーを確認できる書類(番号確認書類、マイナンバーカード)

・敷地の登記事項証明書

・敷地の購入に係る売買契約書の写し

 

不足の書類があったものの

「今日は住宅借入金等特別控除の申告書を作成して、あとは不足の書類をつければ提出出来るところまでやりましょう」

と優しく案内してくれました。

 

回りの様子を見る限り、通常は担当者が説明して本人が記入していくスタイルのようでした。隣の人は係の人に「あなたの段取りが悪いからでしょ」とかかなりスパルタでやらされてました。

 

ハリマくんの方は担当の方が金額や日時の確認をしながら

「建物は共有名義で土地は旦那さん名義で購入してローンだと計算が違ってくるんですよねー」

と言いながら、すべて計算して記入してくれました。

 

「次は記入された数字をパソコンで入力していただきます。」

と案内され、また待ちの時間です。

 

パソコンが空くと案内され数字を打ち込んでいきます。ここでは別の係の人が操作をサポートしてくれます。このパソコン入力は自宅で申告するときと同じ画面です。そのまま最後までwebで申告するのが「e-Tax」というものです。ハリマくんは書類が不足していたので、申告書類をプリントアウトしてもらいました。

 

プリンターのところに最初に担当してくれた親切な方がいて

「うまくできましたか?あとは不足書類をつけて最寄りの税務署に設置されてる確定申告用ポストに投函すれば終了です。税務署の中まで行かなくて大丈夫ですよ」

と案内してくれました。本当にお世話になりました。

 

 

結果的に全部やってもらったので確定申告の理解は深まりませんでしたね。

 

■まとめ

 

 忘れ物注意です。わからなくて準備できないのはしょうがないです。ハリマくんのようにわかってたのにすっかり忘れてくと2度手間です。

 

担当者によってかなり税務署のイメージが変わってしまうかも。ハリマくんはラッキーでした。

 

もともと税務署に問い合わせをしていて午後の方がすいていると聞いてましたが、都合があり朝から行って劇込みでした。午後に行きましょう。

 

新型コロナの影響で確定申告期間が4月まで延長されるようですね。大勢の人が集まる会場の環境は悪いので十分注意してください。