【DIY】55インチの壁掛けテレビの高さ、設置方法
こんにちは、ハリマくんの家にようこそ。
新築したら絶対やろうと憧れていた壁掛けテレビ。その割にいざやるとなったら「テレビの高さ」ってどれくらいなんやろう?と分からないことも多かったです。
【結論】55インチTVで、床からテレビ中心までの高さは100cmです。
■壁掛けテレビのメリット・デメリット
失敗しないために確認しておきます。
メリット
・スマートでお洒落でカッコいい(憧れ)
・テレビボード(テレビ台)が不要で部屋が広く使える
デメリット
・一度設置したら変更できない
■設置するテレビの機種、大きさ、取り付け高さ、金具、設置場所を決める
テレビ裏のコンセントの位置決めをする為に、色々と先に決めておく事がありました。
・設置場所
壁に取り付け用のビスが打ち込めるように、またテレビの重さに耐えられるように補強を入れる必要があるので間取りが決まった段階で「壁掛けテレビにするので補強を入れて欲しい」と伝えておきます。
・高さ
設定の基準はイスに座ってテレビを見る姿勢の目の高さよりテレビの中心の高さが同等か少し下になるようにしました。上目遣いで見るのは疲れます。自然にリラックスした状態を考えると少し下向きの方がいいからです。
ウチの場合はダイニングのイスに座った時の目の高さが125cmあたりで、ソファーに座ると100cmぐらいになったので、100cmで設置しました。
好みの問題でもあるので、展示場にある壁掛けテレビでいいなと思うものがあったら高さを測ってメモして参考にしました。※展示場の気になった所は測るのでメジャー必須です。
・テレビの大きさを決める(新しく購入する場合)
新築すると家具家電も家に合わせて新しくしてしまうのが性ってもんです(笑)ウチの場合は嫁の実家で余っていた古い42型のテレビを結婚してから使っていました。なのでもっと大きいテレビがいいってことで新しいテレビを購入しました。
問題は設計段階でテレビのサイズを決めておかないと、テレビ裏のコンセントの位置が決められない事です。表から見えないようにテレビの裏に隠れて、かつ取付金具に干渉しない場所を設定しないといけません。配線が見えたら台無しです。
テレビの機種とそれに合う取付金具が決まれば、コンセントの位置決めは確実です。でも間取りの詰め作業の時期から新築の入居まで3ヶ月は先になるので、その間にセールで値下がりしたり、新商品が発売されたりと悩ましい所があるのも事実です。
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私の経験では最低でも大きさだけ決めておけばなんとかなります。大型テレビの半分から上の部分は薄いのでその裏の範囲にコンセントを設定すればまず大丈夫です。
壁掛けテレビの大きさは55インチか65インチが無難なところではないでしょうか。うちは55インチです。DIYで取り付けてる時は「デカイなぁ〜」と言ってましたが、2年経つと慣れてきて65インチでも大きすぎることはないなと感じてます。
・取付金具について
ウチで使っているのはコレです。
選んだ理由は対応機種が販売ページで確認できるた事、65インチまで取り付けできる強度とシンプルな構造でDIYでも取付しやすいと思ったからです。
電気店のスタッフさんにもメーカー純正の金具は強度やフィット感が良いですが、取り付け出来るテレビが限定されて、将来的にテレビの買い替えがあると使えなくなる点と、社外品に比べて高額になる。社外品の金具は対応機種が多く、価格も半額程度でいい物があると教えてもらいました。
■DIYで壁掛けテレビを設置するための費用
・壁を壁掛けテレビに対応できるように補強を入れてもらうオプション料金が10,000円
・設置するテレビに対応した壁掛けスタンドが6,050円
※現在は壁掛けスタンドが少し安くなりました。
費用としてはテレビ本体を除けば20000円までで収まります。壁にスタンドを取り付ける作業はビスを何本かねじ込むだけの作業です。※写真撮るほどでも無かった。商品ページの取り付け説明の写真の方が分かりやすいです。
ただ[テレビの中心高さ]と[取付金具を壁に取り付け位置]は高さが違うのでその位置合わせの確認やテレビの水平の取り方が苦労しました。
特に水平での設置が難しく、おまけで付いてきた水平器を使いながら金具をビス留めして、テレビをつけてみると画面が大きく左右の高さの差がはっきりと表れてしまいます。何度か微調整して左右差5mm以内には収まったと思います。ビス留めした後も微調整できる金具で助かりました。
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■必要な配線と配線を隠すための空配管
テレビ裏には
・コンセント2口
・テレビアンテナ
・LANケーブルコンセント
・テレビボード裏まで配線を壁の中に通すことができる空配管
を設定しました。
・コンセント
テレビの電源を取るために必ず必要です。2口ですが、テレビのみ1つし使っていません。
・テレビアンテナ
地上波のテレビを見るための物です。地元ケーブルテレビを利用する場合は別のアンテナ線を入れる必要があります。その場合はケーブルテレビ用に空配管を入れてもらうようにします。
余談ですが、ウチの場合はケーブルテレビ会社のネット契約のみだったので、外壁の引き入れ口から階段した収納まで空配管を入れておきました。これは他社の光回線を契約した場合も必要なので、Wi-Fiルーターの設置場所(収納棚、階段下、テレビボードなど)は予め決めておいてから配管を設置しておいた方がスマートです。※無くても光回線の施工業者さんが外壁に穴を開けるなりしてうまくやってくれますが、新築なら準備しておいた方が気持ちいいです。
・LANケーブルコンセント
新型テレビにネット回線は当然必要です。電波状況に左右されず早くて確実なLANケーブル直結ができるように設置しました。入居当初は階段下収納のルーターからLANケーブル直結で使っていました。現在は隣の実家のネット回線を中継機で飛ばしてWi-Fi接続してるので使っていません。
・テレビボード裏に繋がる空配管
レコーダーやDVDプレーヤー、スピーカーなどを繋ぐ配線を通して隠すための空配管を設置してあります。
現在は録画用HDDは小型の2TBの物を使っていてテレビ裏に置いてあります。
DVDプレーヤーはありません。ライブDVDとか観たいなと思うことはありますが、なかったらなかったで他にYouTubeやTver、Abemaとか見る動画はいくらでもあるので問題なしです。
スピーカーは、購入したテレビが画面から音が出るタイプで、スピーカーが下とか裏側に付いているテレビに比べて、音や声が聞き易く、テレビの音が聞こえにくいからという意味では必要ありません。
■壁掛けテレビにテレビボードは必要?
ウチはまだ置いていません。家具屋さんを回っているときに、どれにしようか色々考えて目星はつけていましたが、買ってません。
子どもたちが遊びまわるのでスペースを広くしておいた方がよかったのと、取り急ぎテレビボードに置くものもなかったからです。すでに2年経ちましたが、まだ無くても大丈夫です。前の借家はダイニング兼リビング兼廊下兼収納スペース的な6畳間だったので、スペースが広い方が嬉しいです。
少し殺風景な感じもありますが、テレビボード、リビングテーブル、ソファは無いとすごい広い。今のところソファのみです。
■もっと大型のテレビを設置する場合
75インチテレビなどさらに大型のテレビにするなら、高さ的に考えてテレビ台に置くのと変わらなくなってくるので壁掛けにする必要がないと思います。
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■まとめ
・壁掛けテレビの高さは床からテレビの中心まで100cm
・結局TVボードに置くのと変わらない高さになる場合は無理に壁掛けにする必要はない
・DIYで取り付けるなら費用は2万円以下で可能
・コンセントの位置決めをする為には、テレビの大きさだけでも先に決めておく
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