【冷気対策】定番?コンセントやスイッチからの冷気を止める
こんにちは、ハリマくんの家にようこそ。
今回は定番のコメントやスイッチ内に防気カバーを付ける冷気対策を実施しました。
しっかり効果が出る冷気対策だったのでオススメです。
■安全第一!資格がないとコンセント内の配線を触ってはいけない。
DIYでやる事ではありません(笑)。業者にお願いする作業です。
なので、新築計画段階の打ち合わせのとき(コンセントやスイッチの個数や位置決めのとき)に、
「全箇所に防気カバーを付けてください!」
と言っておきましょう。
物は1つ数十円から百円程度なので予算的な心配はいりません。
■すべてのスイッチとコンセントに取り付けする
24時間換気装置の関係で常に家の中の空気は吸われています。当然隙間のあるコンセントなどから壁の中の空気が吸い出されます。
なので全てを防気カバーで塞ぐ必要があります。
■そもそも壁の中に冷気が入ってくるのがおかしい?
そうなんです。高気密高断熱なのにおかしいと感じますよね?
「高気密」に明確な基準がないのがそもそもの原因に繋がりそうです。あくまで、昔ながらの〜、従来の〜、住宅に比べれば高気密高断熱ということのようです。
ローコスト住宅の高気密高断熱では壁の中への冷気侵入、コンセントからの冷気吸い込みはある程度あって普通のようです。
■気密測定をしている住宅メーカーを選択するべきか?
これは予算に収まるなら選択する方がいいです。1棟1棟測定しなくても、自社の数値をしっかり公表しているところが良さそうです。ステーツの担当者さんに聞いたら一応なんとなくの数値は教えてくれましたが、あくまで参考程度な感じでした。
大手ハウスメーカーはあまり気密測定していないようでした。超高気密を目指すこだわりの工務店さんが実施されている印象です。
数値だけにこだわっても良くないですし、全体のバランスで考えるべきです。(数値だけみると、一条工務店になってきますから)
「多少価格は高くなるが、高気密になるほどその後の光熱費が安くなるので差額を取り戻せる」
私はこの考え方嫌いです。もちろん嘘をついてるからとかではなく、設定した予算内で建築することの方が重要だと思っているからです。
■防気カバーを取り付けしてみての感想
1軒分すべてに防気カバーを取り付けても物自体は数千円で収まるので、費用対効果はとても良いです。
なぜ標準使用にしないのかわかりません。
展示場の家はグレードが高いものが多いので何か対策されている可能性がありますが、冬の新築内覧会に行ったときにコンセンやスイッチに手を当ててチェックしてみると面白いかもしれません。(その住宅メーカーが悪いとかではではなく、対策が必要かどうかの判断材料です。)
予算オーバーするぐらいならローコスト住宅に防気カバーを付ける方を私は選択します。実際そうしています。
建築費用を背伸びしてオーバーしても、他の出費を抑えるのは至難の技です。家具家電「せっかくなら新築に合わせて良い物を…」と頭の中は新築バブルで金銭感覚がハイになってきますから。もちろん私もやらかしてます。